このストーブは150年前に設置されたスイスの古いストーブです。建物の壁に組み込まれた形で設計されており、1台で居間側の暖房と調理室側のクッキングを可能にしたストーブです。昔のスイスではこういったタイプのストーブが多いようです。もちろん今でも現役です。そしてこのストーブがメインのストーブとして1Fに設置されています。
左下の小窓は、調理中オーブンの熱を急いで上げたいときに使用する焚き口で、その上と右上の小窓はオーブン室です。

黒く見える部分がオーブンドアで、パンやピザを焼いたりすることができます。そして居間側の窓と繋がっており、料理を運ぶ手間を無くしています。ストーブのすぐ横には食卓テーブルが置いてあり、実に機能的なレイアウトです。
このストーブは2Fに設置され 2Fを暖めています。2階へのアプローチは、玄関を入ってすぐの調理室から居間を通らずに2階へ上がって行くような間取りになっているため、暖気が2階に上がっていかず、各フロアーにストーブを設置する必要があったようです。又、調理室(焚き口)は、玄関をも兼ねているため、外からの薪の搬入はとても楽に行えます。ですから非常に機能的な間取りと言えます。


これは3階の書斎とバスルームを暖めるためのストーブです。このストーブは1階に設置されているストーブと同じように壁に組み込まれており、壁を挟んで書斎側とバスルーム側を暖める様になっています。
写真は、書斎側から撮影しています。写真の方は、オーナーの奥さんでChristaさんです。この方に家の中を案内してもらい、その後は、ワインでゆっくりと時間が過ぎるのを楽しみました。

着火方法は、長さ約90センチの薪を1束丸ごと火室に投入し、後は新聞紙などを入れてそれに火をつけます。とても大胆な着火方法ですが、驚くほど着火性が良く、着火当初から青い炎(高温)で燃焼しています。
これは大きな驚きでした。
つづく